2012.03.30
神様のカルテ
カテゴリー:雑記「スタッフの日々思うこと」, 佐伯真有
今週になって、ぐっと暖かくなり春が近づいてきましたね。
自宅近くの桜の木も、たくさんの蕾をつけて、満開になるのが楽しみです。
さて今日は、最近読んだ本をご紹介してみようと思います。
<神様のカルテ> 夏川草介著
主人公は地方都市の一般病院に勤務する、夏目漱石を愛する医師、栗原一止。
最先端医療や地方病院の現状、『生』と『死』、栗原の医師としての在り方、葛藤、患者様や看護士・他医師とのやりとり等の医療についてだけでなく、
『細君』や、同じアパートに住む人々との人間関係も書かれている作品です。
難しい医療用語も少なく、恋愛あり、人生勉強ありという内容をひと癖ある主人公の語り口で進めていく面白い一冊でした。
ページ数もそれほど多くなく、読みやすい本なのでサクサク読めて普段あまり読書をされない方でも苦なく読めるのでは、と思います。
映画の方はまだ見ていないので、これをどのような形にしてあるのかが大変興味深いです(*^^*)
また、機会があればぜひ映画版も見てみようと思います。(ちなみに櫻井翔君と宮崎あおいちゃんが大好きな私です)