LUPLUS

悪質業者にご注意ください

2022.05.20

ルプラスのお仕事

2022年5月20日の読売新聞(朝刊)に「見積書だけで保険金 廃止」という記事が掲載されていました。

近年、悪質業者が火災保険の契約者に対し、修繕費を水増しした見積もりで保険金を請求するよう仕向ける事例が増加しています。

国民生活センターによると、業者とのトラブルに関する相談が、2020年度は前年度の約2倍となる5000件超だったそうです。

火災保険は、火事による損害だけでなく、既定の自然災害等による住宅の損害に対しても補償が受けられる場合がありますが、経年劣化による損害は補償の対象外となります。

しかし悪質業者は、本来補償の対象外である損害をあたかも台風などの自然災害による損害ということにして、修繕費を水増しして保険会社に請求するよう勧めてくるそうです。

火災保険のお支払い対象になるかどうかは、保険会社が査定して判断するものなので、お客様の契約内容によっては保険金お支払いの対象にならない場合がありますが、悪質業者は「必ず保険金が支払われる」などと話し、火災保険の請求を促し、後々手数料を請求してくる、という事例もあるということです、

このような状況に対して、損保大手各社は今年10月以降の新規契約分より、火災保険の保険金支払において見積書だけでは保険金請求を受け付けず、保険契約者が修理を確約した場合や、被災で建物に住めない場合などに限って保険金を支払うようにすることを検討しているとのこと。

台風や大雨の後に、見知らぬ業者から「瓦がずれているようだから、屋根をみせてください」などと声をかけられたときはご注意ください!

すぐに返事をせず、お知り合いの業者さんに見て頂くか、宇部保険サービスのスタッフに声をかけて頂ければ、信頼できる業者さんをご紹介することもできます。

このような詐欺行為があるんだ!と知っているだけでも十分な詐欺対策になりますので、ぜひ覚えておいてくださいね(^^♪